病院勤めする気でいるのに今まで病院にかかってこなかったワタクシメ

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わたくし現在、医療専門職の一つである作業療法士の資格を取ろうと日々邁進しております。(邁進はしていない、残念ながら前文は虚偽。)

当然就職先候補はどこかの病院となるのが一般的でして、例にもれず私自身も現住所から程遠くない病院に勤めようと思っているところです。

そんな私、病院ってどういう仕組みで成り立ってんの?患者は何にお金払ってんの?と平気で無知を晒してしまうくらいには、医療のこと、病院のことをてんで分かっておりません。

これについて、これまで自分があんまり病院にかかってこなかったということが、病院に詳しくない一因なのでは?と思い至りました。

ということで、アキコは見て見ぬ振りをしてきたあらゆる身体の不調を改善すべく、皮膚科やら内科やら、さらには婦人科なんかも受診して、患者経験を積むことにしたのです。

ある日婦人科に行きまして、生理に伴う諸症状にまつわる問診を受けてまいりました。
医師を単に先生と呼ぶのはなんだか安易で好きではないのですが、ここでは諦めて先生とお呼びしましょう。
先生へ症状について相談したところ、漢方を飲んでみましょうかという話になりました。
ほんの数分で診察室からは退場し、なんだか単調な世の中になったもんだなあ、なんて分かりもしないこの世の批評をし、待合室へと戻りました。

待合室というだけあって、それはそれは随分と待ちまして、何にそんなに時間がかかっているんだい?全然怒ってないし、事を急くつもりもないが、どうしてそんなに遅いのか不思議でたまらない?というような気持ちになりました。

何をそんなに待っていたのかといいますと、もちろんお会計なのでありますが、この間歯医者に行って親知らずを抜いたときよりも、請求額がお高いこと!
アキコはこれまで婦人科に行ったことがなかったもので、ハァ、婦人科ってのはちょっとの診察で高額請求できちゃう儲かる業界なのね、なんて思っておりました。

此の話、実はここからが重要なのでございます。

わたくし帰宅して以後、それまでスンと無視していた「診療費明細書」なるものに漸くキチンと目を通しましたところ、「超音波検査 単価5300」との記載を見つけました。

もちろん超音波検査なんて受けておりませんし、こりゃ詐欺なのかミスなのか、一体合体何なのでございましょう。
そう思って受診した病院に確認したところ、数日後に「ミス」であったことを謝罪していただきまして、その分は返金してくださることになりました。

これ、たまたま気がついたから良かったものの、ご老人なんかはなかなか気が付きませんでしょう。
ミスはいかんですが、患者も患者なりに自分が払ってる医療費ってのが何なのか、気にしてないといかんのだなあ。
アキコはこの度そんな学びを享受しました。

なんてことない、それだけの話でございます。
本当はもっと面白い話が書けるといいのでしょうが、なかなかそう上手くもいきませぬ。

今回はこんなところでお暇させていただきとうございます。

 

ヒラツカアキコ