大晦日、この世の循環を感じております


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本日は2020年12月31日、大晦日でございます。

年末ということでわたくし約1年振りに実家に帰っておりまして、かつては無かった家族との共同生活における居心地の良さを感じております。

小学生の頃の将来の夢は「大学生になって一人暮らしをすること」だったのですけれども、実際に一人暮らしを満喫していますと、時たま誰かと暮らしたいなんて思うことがございます。

特に今年はコロナでずっと家に1人でいたものですから、いつもより孤独感を強く感じていたのやも知れません。

現代は昔と価値観が変わっている部分も多くございますが、いつでも(多くの)人は大人になるとやがて結婚し家庭を築き、次の世代を育ててゆきます。そして、育てられた世代の者はまた家庭を築いてさらに次の世代を育ててゆきます。こうしてこの世は循環してゆくのでございましょう。

わたくし以前までは家庭を築きたいとか子供を産みたいとかを強く願うことは無かったのですが、先に述べた循環というやつを、なんとなしに意識するようになっております。

特にきっかけなどございませんが、あぁ私もこの循環の中に存在しているのだなぁ、なんて思うのでございます。

その循環の象徴がひとつの家族だと思っていまして、実家に帰ると家族の存在をいつもより強く感じ、私もいつかは結婚したり出産したりするのかも知れぬなぁとふと感じるのであります。

そんな悠長なことを今思うことができるのは、恐らくこの1年諸々の困難を乗り越え、抱えるモヤモヤを解消し、さて年越すぞと準備が出来たということなのだと思っております。

大学生活ではそれ以前の生活と比べて圧倒的に苦しむことが減ったぶん、なんだか頑張れていないなぁと思うことが多かったのでございますが、今年は誰がなんと言おうと頑張った1年でございました。

そのように思えることは我ながら素晴らしいことだと思うのですが、こういったことは忘れぬうちに文章として残しておこうという気になりまして、本年最後のアキコの日記とすることにいたしました。

皆さまも大変な1年を送られたことと存じます。来年はきっと頑張った分の幸福が訪れることでしょう。

それでは皆さま良いお年を、ごきげんよう

 

ヒラツカアキコ