2020年アキコの人生振り返り
もうすぐ2020年が終わりを告げようとしております。
ほんの数時間前に別の記事をアップして、さて年越すぞ、なんて思っていたのですけれども、今年1年何があったか振り返りたくなりまして、再び文字を綴り始めた次第であります。
年の終わりはポジティブに。次の年をより幸せに過ごせるように。
明言したことはございませんでしたが、こちら私の年末モットーでございます。
2020年に経験した出来事や、それに伴い生じたポジティブな感情や成長をこれから記して参ります。
多少長ったらしい文章になりそうな予感がしておりますが、どちらかというと後々自分で見返すための記録のようなものですのでどうか悪しからず。
①作業療法士の先輩に会いにゆく
先輩、というのは1個2個上の先輩という訳ではございません。大学の先生の同級生に当たる大先輩にお会いいたしました。
先輩は病院やら福祉施設やら、そういった所でなく一般企業で働いてらして、ハァ作業療法士の資格を持ちつつもそんな活躍の仕方もあるのね!と大層感激した記憶がございます。
私も新たな専門性を獲得して充実した人生を送りたいわ、と強く思うきっかけとなった出来事でございました。
②サークルの勧誘活動
わたくし大学でとあるサークルに属しているのですが、コロナ渦でまともな活動もできない最中、今年の春は懸命に新入生を勧誘する活動をしておりました。
本来4月からは作業療法の臨床実習が実施される予定だったのですけれど、コロナで中止となりまして、ただただ家でどうにか生活を続けることを余儀なくされておりました。
当初は実習のために勧誘は出来ぬものと思っていたのでありますが、大層暇になったものですから、やらむとなったのでありました。
ZoomやらTwitterやらLINEやら、あらゆるツールを駆使しつつ、見知らぬ人々を組織へ引き入れてゆく。
ただでさえ先の見えない生活のなかで慣れぬ勧誘をすることは、私にとってまぁまぁ負荷のかかる出来事でございました。
ただ試行錯誤しながら勧誘をがんばりまして、10名ほどの新入部員を獲得し、なんだか報われた気持ちになったことを覚えております。
当時はただただ懸命にやっておりましたが、今となれば友人の助けを借りつつも、殆ど1人で小さなサークルに10人を集めたのは快挙であったと思っております。
SNSの運用や初対面の人との対話、画面越しに行うプレゼンなどなど、勧誘活動を通して多くの経験をすることが出来たように思います。
③作業療法の臨床実習
2ヶ月間、病院での臨床実習を積みながらド田舎暮らしをしておりました。
実習ですので学ぶことはもちろん沢山ございました。
多くの学びを得るなかで、最も良かったと感じているのはある作業療法士の先生と出会えたことでございます。
3日間だけその先生に付かせていただき見学などさせていただいたのですが、その方は私が初めて「こんな作業療法士を目指したい」と思えた先生でありました。
その先生は、人と一緒に働く時に、必ずその人の名前を呼ぶ、それは相手を尊重しているということ、といったお話をしてくださいました。
憧れの、と言いますと少し照れくさいですが、この憧れの先生の教えをこれから実践していく所存です。
④後輩とご飯へ行く
わたくし大学4年になるまで、後輩という後輩がほぼ皆無といった具合でして、なんだかいつも恩を受け取るばかりだなぁと感じておりました。
4年になると同じ専攻の後輩に知り合いが出来まして、これまでいただいたご恩を還元するチャンス!と思いましたので、何かの時に頼ってもらうべく数人の後輩とご飯へ行き仲良くなる試みをいたしました。
実質的に何か後輩の力になれた訳ではございませんが、恩返し活動の第1歩を踏めたこと、自分を褒めたいと存じます。
これからもっと、今までたくさんの方にいただいたご恩を社会に還元できるよう努めてまいります。
⑤就活をする
来年春には働くつもりでしたので、就活をしておりました。
1度とある病院の採用試験に落ちたのですが、それが将来の働き方を再考するきっかけとなりました。
詳しくは別の記事に書いておりますけれども、ここでもまた「この人に着いていきたい」と思える作業療法士の先生と出会いまして、私も頑張りたいと気持ち改め邁進する心持ちを作ることが出来たのでございます。
精神的にダメージも受けながらおこなった就活ではございましたが、自分自身と向き合う良い機会となりました。
逃げずに最後まで就活して偉かった、そう自分を甘やかすことにいたします。
⑥今後のサークルへの関与について熟考する
私の所属するサークルは少々特殊な組織でして、社会人になってもがっつり関わる可能性の高いものでございました。
先行きの見えない最中で今後のことを考えるのは非常に難しく、これからどうしたいのか、どうすべきなのか、今私はどうあるべきなのか、沢山悩みもがいておりました。
結果的に今後の方針はある程度たちまして、悩みは解決されたようなものなのですが、いやはや随分とよく考えて日々を過ごしたものでございます。
1年前の私なら、考え抜くことを諦めて何らかの妥協点を探した挙句、どこかに放っぽっていた可能性が十分にある案件でございました。
逃げない、納得する道を探る、とことん向き合う。
我ながら、よく頑張ったと思っております。
大変長くなりました。そのような1年間でございました。
毎日の生活が例え地味でもしんどくても、あとから振り返ると案外と努力していると思えたり、成長を感じることが出来たり、ということがございますね。
1年単位ではなく、さらに昔、2年前や3年前を思い起こせば、より自分の成長を感じられるような気がいたします。
何はともあれこの1年よく頑張りました。私も私の大切な人も誰も彼も、本当によく頑張りました。
それでは、来年も実りある1年となりますように。ごきげんよう。
ヒラツカアキコ