職場選び、むずいでがんす

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現在絶賛就活中、作業療法学生のヒラツカアキコでございます。

一般的な就活と申しますと、大体夏頃には内定を貰っているのが普通なのでしょうけれども、医療界隈、少なくとも作業療法士理学療法士の就活の山場は大抵秋頃にやって参ります。

私の友人の多くは10月頃に試験を受けて、随分あっさりと(失礼かしらん)内定を貰っておりました。一般企業へ就職するのはES書いて送ってどうこう、詳しくは存じませんが、私達より苦労の多いイベントであるように感じております。彼らに比べると、作業療法学生の就活なんてお茶の子さいさいでございます。

ところがどっこい、12月になった現在もアキコは就活を続けているのです。なぜなら11月半ば(割と遅め)の試験を受けたところ、11月末(3週間待ち申した)に貴女は不採用でありんすとの通知をいただいたからなのであります。

アキコは怠惰な人間ではございますが、就職先選びには多少の本気を見せておりました。ですが当初思い描いていたものとは異なる現実が訪れたことで、今後どうしたものか、私は一体どのような人生を歩んでいきたいのであっただろうか、と頭を悩ませることになりました。

終わるはずだった就活は、紅葉が色づき散りゆくなかで、冬の訪れが感じられても終わりが見えぬままでございます。改めて就職先をどう選ぶべきか、アキコは心新たに考え直すことにいたしました。

作業療法士の勤め先の多くは病院その他の医療機関でございますが、病院にもその機能や規模や待遇やら、様々違いがございます。一つの資格を有する(ことが見込まれている)学生たちは、それぞれの思いを遂げるべく勤め先の病院を探すのです。

私の場合、当初は様々な疾患が見れることや、あまりバリバリやらずともよい穏やかな雰囲気のある病院で働くことを希望しておりました。ぼちぼち勉強する気はあるけれども全力をあげて働く気はない、そんな心持ちで就活に臨んでいたのでございます。

しかし1度不採用と言われたことで、より多くの病院を見学し、より多くの先輩作業療法士の方と出会う機会が生まれました。その中でアキコは、患者さんのために全力尽くしてやらんでもないぞ!という気持ちを呼び起こすことに成功し、比較的やりがい重視の職場選びにシフトすることにしたのでございます。

この世界の就活は一度に複数の病院を受けるということが許されぬ風習がありまして、それゆえに私は未だ内定をいただけておりません。ですがやる気さえ取り戻すことができれば、あとはこちらのものでございます。散々自分に合う職場はどこか考えた挙げ句に、どこになっても置かれた場所で頑張りますわ、という寛大な心で就活を継続することができるのであります。実に屈強でありましょう。

そうは言っても職場によって人生左右されるところはございますし、就活にはしっかり考えて計画的に取り組むべきかと存じます。ただ運命に身を任せる勇気や見えない赤い糸(大学のH先生が言っていた)を信じることも、ナシではないのでございましょう。

私はそのうち就活アドバイザーとして、今の経験を後輩のために役立てたいと考えております。何事も無駄になることはございませんね。

できれば今月、少なくとも来月までに、どこかしらの希望する就職先候補地から内定をいただけるよう精進いたします。それでは皆様ごきげんよう

 

ヒラツカアキコ