吐き気予防に漢方飲んで、それによって吐き気を催す

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漢方薬、それは自然界の植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られるものだそう。人によっては抜群の効果が得られるそうな。

わたくし今まで漢方薬に手を出す機会なんぞ無かったものの、本日はじめて「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」なる漢方を飲んだのです。

苦い、とんでもなく苦い。そう噂に聞いていたのであるが、実際に飲んでみると、苦いというよりクセが強い。

苦味もあるが、臭いしまずい。そして水で一気に飲むには量が多い。

この当帰芍薬散、生理に伴う諸症状、恐らく吐き気にも効いてくれると期待して飲むこととなった漢方である。

それなのに、漢方の効果が云々以前に服用するとき吐き気が迫る。

これでは漢方によって楽になるのか苦しむのか、甚だ分からぬ事態であります。

そこでわたくし、ドラッグストアに走りゆき、「袋オブラート」なる秘密兵器を入手しました。

記念すべき漢方服薬第2回、袋オブラートに薬を包み挑んでみたのでございます。

するとどうか、感受するクセの強さは減退し、吐き気を催すこともございませんでした。

しかし漢方手強いことに、臭みや苦味、そういったことも効果を助長しているそうなのです。

つまりはクセを殺して楽して飲めば、得られる効果も薄まるようなのでございます。

楽を求めて新たな苦痛を迫られる。これは試合に勝つためには激しい努力を強いられる、そういったことに似ておりますね。

わたくし熱血系の人間ではございませんので、耐えられなければ漢方服薬、とっとと諦め他の手段で闘おうかと存じます。

しかし2ヶ月、クセの強さを殺しながら、この当帰芍薬散とともに生活を乗り越えて行きたい所存です。

 

ヒラツカアキコ